「鹿沼のカフェフェス」こんな古本持っていき〼。
【女性向けふるほん】
今回は、イベントのテーマに合わせて、コーヒーやカフェにまつわる本や雑誌を集めてみました。写真の中の一冊、クウネル2011年11月1月号「街とコーヒー。」を見ていたら、先日取材で訪れた長崎で立ち寄った喫茶店「珈琲 冨士男」が紹介されていました。おいしいコーヒーを淹れてくれそうな良い感じの店構え通り、満足のいく味わいでした。良質のコーヒー用クリームが使われていたことも気に入った理由の一つです。このお店は、長崎の原爆投下後の焼け野原に開かれた老舗だそうです。
他にも、暮らしまわりのエッセイや実用書、絵本など、大人からお子さんまで楽しめる本や雑誌をたくさん並べていきます。(カヨ)
【男性向けふるほん】
「鹿沼のカフェフェス」にまさか古本目当てで来る方はいないと思うので、お客さまは業界で言う「ウブい」方々。そこで私は、お客さまが二度と目にすることがないような、珍しい古本を持っていきます。詳しくはコチラのお店紹介ページに載ってますが、上の写真はカフェフェス用に準備しながら気になった本。
左から昭和49年に発行されたテリィ南『スーパーカット』。ジャケもアレですが、当時の「スーパーカット」がいろいろ紹介された内容も、斬新すぎる髪型といい、モデルさんの表情といい、真面目なのか狙っているのかギリギリのラインが貫かれています。次の『将棋マキ割り殺法』はもちろんジャケで仕入れました。ビシッと決まった和服に、躍動感のある手つき(小指立ち)、左手のタバコはカメラマンさんが持たせたのでしょうか。佐藤大五郎という名前もこれ以上ない、という位にハマってますね。最後は『荒川線 ひとりぼっち』。栃木のお客様に荒川線の良さが伝わるか不安ですが、昭和53年に東京都交通局が出した都電荒川線の写真集です。
他にも真面目な本、なつかしい本、雑誌や写真集などいろいろ持っていきます!(店主)
⚫︎ 古書モダン・クラシック紹介ページ【鹿沼のカフェフェス公式サイト】