先日、田原俊彦ファンだった時代の話を書きましたが、そのときに購読していた「月刊明星」の中から思い出の一冊をご紹介いたします。
あの頃、一般人だけでなく、同時期にデビューした女性アイドルたちにも多大な影響を与えたあの「聖子ちゃんカット」。かくいう私も母のくるくるドライヤーを借り、〝聖子ちゃんカットの作り方〟が豊富な写真とともに詳しく掲載された小さくて薄い月刊明星の付録を見ながら、よく真似たものでした。しかし、あれはパーマ禁止の中学生の髪では作れないことがすぐにわかりました。ほどほどにゆるいパーマがかかっていないとあのウェーヴは維持できないのです。あの小さくて薄いヘアカタログをいつかどこかで見つけたいです。
松田聖子のヘアスタイルで思わず話が長引きましたが、それ以外にも、ファッションやライフスタイルなど当時の中高生には新鮮で、いろいろ真似てみたりした人も多かったと思います。
この1981年5月号の月刊明星。どのページもいまでもよく覚えています。
聖子ちゃんが19歳の自分の誕生日にケーキを19個作るという企画で、正確にはケーキではなく、各種フルーツや栗の甘露煮などをトッピングしたタルトなのでした。私は小学生の頃からお菓子作りを趣味にしていたので、この聖子ちゃんが作った、トランプ型のタルト生地にカスタードクリームを詰めてフルーツなどをのせたタルトをどうしても作りたくて、同じトランプ型のタルト型を購入し、真似て作ってみたことがあります。
あの頃は、聖子ちゃんのお菓子の出来栄えを見て、なんておいしそうに作ったのだろうと思っていましたが、いま見てみるとけっこう雑な作り方しているなと(笑)でもこれは本当に懐かしい記事です。
こちらは、河合奈保子のページです。この記事もほんと懐かしい。
実は、実家のある街にかつてあった小さなデパートの屋上で、当時の新人歌手として、河合奈保子が来てくれたことがあり、もちろん私も駆けつけました(笑)〝大きな森の小さなお家〟というデビュー曲を歌ってくれ、なんて可愛い人なんだろうと思いました。本当にとても可愛かったです。
ちなみに、個人的には河合奈保子の曲の中では、「エスカレーション」が好きで、会社員時代、カラオケでは必ず歌っていたほどです。
松田聖子の話に戻りますが、聖子ちゃんの出した曲の中で一番好きなのは「夏の扉」です。TBSの「ザ・ベストテン」でこの曲が初入りした時、着ていた衣装がなんともいえないぐらいの可愛いさで、自分がデザインしたのだと、司会の久米宏と黒柳徹子に話していた記憶があります(youtubeの衣装は、私の好きな衣装ではありません)。
友人にいまでも松田聖子ファンの人がいるのですが、ライブでいちばん盛り上がるのがやはりこの「夏の扉」だそうです。
他にも、聖子ちゃんのかつて読んだ記事で、また読みたいものがたくさんあるので、少しづつ見つけてまたブログでご紹介したいと思っています。