陸奥A子先生のセプテンバー・ストーリー

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りぼん 1978年1月号 《陸奥A子 VS 沢田研二 新春アコガレ対談 掲載》

陸奥A子先生は、あまり表には出てこられない印象がありましたが、現在のお住まいの北九州で昨年、トークイベントがあったようです。そのときの様子について、参加した方の実況がこちらにあり、これまで知らなかった先生のお仕事について非常に興味深く読みました(他の方々の驚きのコメントあり)。
陸奥A子先生のウィキペディアにも記載されていますが、私物の「りぼん 1978年1月号」に、長年の大ファンだったという沢田研二との対談が掲載されています。先生は、漫画に出てくる女の子たちのように清楚でかわいらしい方です。

〝ウック!夢みたい・・・10年間もアコガレ続けていたんです!!
タイガース時代からジュリーの熱烈なファンだったA子ちゃま。長年の念願がかなって、ついにジュリーと会えたのです!〟

上記のように大きくタイトルが掲げられたこの企画。
この「新春アコガレ対談」を見て(読んで)いくと、先生がどれほど沢田研二のファンだったかがよくわかります(笑)振袖姿のかわいい先生の写真がたくさん掲載されていますので、私のように先生のファンの方は、この「りぼん 1978年1月号」を入手されることをおすすめします。

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りぼん 1977年9月号 裏表紙の広告 《だっこちゃんマークのタカラ》

子どもの頃、我が家では姉妹で月刊の『なかよし』と『りぼん』を長い間愛読していて、小学校の前にあった人気文房具店(と言っても、駄菓子・毛糸・雑誌・ふかしたての中華まんなどいろいろ販売していた)では、毎月、りぼんとなかよしの発売日になると、小学生の女子たちがお店に詰め掛けて、業者が納品に来るのを外で待っていたほどでした(笑)業者のおじさんがお店に漫画本を並べるや否や、バーゲン会場のように我先にと漫画本を手に取ったりして、本当に懐かしい思い出です。

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りぼん 1977年9月号 「セプテンバー・ストーリー / 陸奥A子」

そして、今日のブログのタイトルにもある、陸奥A子先生の〝セプテンバー・ストーリー〝という作品。このお話をかれこれ何十年も探し続けてきてようやく見つけることができました。私はずっと思い違いをしていて、この作品は本誌ではなく、付録として入っていた薄い冊子だったのだと長い間思い込んでいて、探すのに時間がかかりましたが、この「りぼん 1977年9月号」本誌の巻頭カラーページに載っていました。

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麦わら帽子をかぶり小花柄のワンピースを着たロングヘアーの女の子。まさに私の好きな陸奥A子先生の作品を象徴するような女の子。
夏風邪をひいて学校を休んでいる主人公の沙織の家に、クラスメイトの湯川くんが、沙織の好きな〝コーヒー味のアイスクリーム〟を手土産に訪れます。沙織のお母さんが、ガラスの器にコーヒーアイスクリームを盛り付けウエハースを添えて持ってきてくれるのですが、このアイスクリームは当時の高級アイスクリームのレディーボーデンだと思われます。コーヒー味はいまは廃番になっていて、これまで復刻版としては登場したことがありますが、またレギュラーメンバーとして登場してほしいと願っています。

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りぼん 1978年1月号 裏表紙の広告 《グリコ ナッチェル / CM出演:岡田奈々》

それと、お菓子つながりでもうひとつ。
さきほどの陸奥A子先生の対談の載った「りぼん 1978年1月号」の裏表紙のお菓子の広告。これは、私が当時大好きだったお菓子〝グリコ ナッチェル〟です。バタークリームを小麦胚芽いりビスケットでサンドしたお菓子で、岡田奈々がCMに出ていました。これも復刻版としてまた販売してほしいお菓子です。

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こちらは、「キノコ キノコ / みをまこと」という作品。
主人公を含め、登場人物のほとんどがキノコの漫画です。

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陸奥A子先生の作品は、大人になってから買い集めた単行本〝りぼんコミックス〟が実家に置いてあり、『こんぺい荘のフランソワ』も大好きな作品です。これからも、思い出の『りぼん』や『なかよし』を少しづつ集めたいと思っています。